【日枝神社】仕事運・縁結びのご利益と御祭神を解説!アクセス、御朱印、お守り情報まで(赤坂・溜池山王)

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日枝神社(ひえじんじゃ)は、東京都千代田区永田町に鎮座し、「山王さん」の愛称で親しまれる神社です。最寄り駅は港区の赤坂駅や溜池山王駅であり、赤坂エリアからのアクセスが非常に良いことでも知られています。

御祭神として大山咋神(おおやまくいのかみ)をお祀りしており、古くから江戸城の鎮守神、徳川将軍家の産土神として崇敬を集めてきました。

この記事では、そんな日枝神社の詳しいご利益、御祭神、歴史・由緒から、実際の参拝に役立つアクセス方法、御朱印やお守りの授与所の情報、千本鳥居などの見どころまでを徹底的に解説します。

日枝神社とは?まず知りたい基本情報

【項目】【神社情報】
正式名称日枝神社(ひえじんじゃ)
所在地〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番5号
御祭神主祭神: 大山咋神(おおやまくいのかみ)
相殿: 国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)
主なご利益仕事運・商売繁盛、縁結び・良縁、家内安全、厄除け
創建鎌倉時代初期
参拝時間開門時間 午前6時 ~ 午後5時
授与所時間授与所・朱印所 午前8時 ~ 午後4時
公式サイトhttps://www.hiejinja.net/

日枝神社の御祭神とご利益

主祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)

日枝神社の主祭神である大山咋神は、山のすべてを司る神様とされています。古事記においては、須佐之男命(すさのおのみこと)の孫にあたると記されています。

主なご利益は「仕事運」「縁結び」

日枝神社のご利益として特に有名なのが「仕事運」と「縁結び」です。

  • 仕事運・商売繁盛: 江戸城の鎮守神であり、政治経済の中心地・永田町に鎮座することから、出世運や仕事運のパワースポットとして信仰されています。
  • 縁結び・良縁: 日枝神社の神様の使い(神使)は、狛犬ではなく「神猿(まさる)」と呼ばれる猿です。「さる」は「えん」とも読むことから、「縁(えん)」結びのご利益があるとされています。

神使「神猿(まさる)」のさらなるご利益

神猿(まさる)は、「魔が去る(まさる)」「何事にも勝る(まさる)」として、魔除けや勝運のご利益でも知られています。

社殿の両脇には、狛犬の代わりに夫婦の神猿像が鎮座しています。向かって左側が子猿を抱いた母猿で「子授け・安産・家内安全」、右側が父猿で「仕事運・商売繁盛」のご利益があると言われています。

日枝神社の歴史と由緒

日枝神社の創建は鎌倉時代初期にさかのぼり、江戸氏が山王宮を祀ったことが始まりとされています。

1478年(文明10年)、太田道灌が江戸城を築城するにあたり、川越の山王社を城内に勧請しました。

その後、徳川家康が江戸に入府してからは、日枝神社は「江戸城の鎮守神」「徳川将軍家の産土神」として篤く崇敬されました。

万治二年(1659年)に現在の永田町の地に遷座し、皇居(旧江戸城)の守り神「皇城の鎮」として、現在も広く信仰を集めています。

日枝神社の境内の見どころ5選

見どころ1:選べる3つの参道(山王男坂・西参道・稲荷参道)

日枝神社には主に3つの参道があり、それぞれ趣が異なります。

  1. 表参道(山王男坂): 正面の鳥居から続く急な石段の参道です。「男坂」とも呼ばれ、出世の階段として知られています。
  2. 西参道: 外堀通りに面しており、上り専用のエスカレーターが設置されているため、足腰に自信がない方でも安心して参拝できます。
  3. 稲荷参道: 赤坂駅側からアクセスする際に便利で、朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」が圧巻のスポットです。

見どころ2:荘厳な社殿と「神猿(まさる)」像

東京大空襲で焼失した後、1958年(昭和33年)に再建された現在の社殿は、都心とは思えない荘厳な空気に包まれています。

社殿の正面両脇には、ご利益の項でも触れた「夫婦の神猿像」が鎮座しています。多くの参拝者が、縁結びや仕事運を願って猿像を撫でていきます。

見どころ3:山王稲荷神社(千本鳥居)

稲荷参道を登りきった場所、または社殿の脇には末社の「山王稲荷神社」があります。ここも強力なパワースポットとされており、稲荷参道と合わせて人気の撮影スポットとなっています。

見どころ4:宝物殿

日枝神社は多くの文化財を所蔵しており、境内には「宝物殿」があります。国宝や重要文化財に指定されている刀剣など、徳川将軍家ゆかりの宝物が展示されています。

  • 開館時間: 午前9時~午後4時
  • 入館料: 無料

見どころ5:皇城の鎮 碑

日枝神社が皇居(江戸城)を守る存在であることを示す「皇城の鎮」と刻まれた石碑も、神社の歴史を物語る重要なスポットです。

日枝神社の御朱印とお守り

御朱印の種類と受付時間

御朱印は、社殿向かって左側の授与所でいただくことができます。

  • 受付場所:授与所・朱印所
  • 受付時間:午前8時 ~ 午後4時
  • 初穂料:500円(目安)

おすすめのお守り「まさる守」

日枝神社のお守りで最も有名なのが、神猿(まさる)をモチーフにしたお守りです。

  • まさる守(勝守): 「魔が去り、勝る」ご利益をいただくお守りです。
  • こざる守: かわいらしい猿の顔がデザインされた人気のお守りです。
  • 縁結び守: 夫婦の神猿がデザインされた縁結びのお守りも人気です。

日枝神社へのアクセス・駐車場情報

日枝神社は「千代田区」に所在しますが、最寄り駅は「港区赤坂」エリアにあり、アクセスが非常に便利です。

電車でのアクセス

  • 東京メトロ千代田線「赤坂駅」(出口2)徒歩3分
  • 東京メト南北線・銀座線「溜池山王駅」(出口7)徒歩3分
  • 東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」(出口5)徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」(出口11)徒歩8分

車でのアクセス・駐車場

  • 首都高速「霞ヶ関インター」から約5分
  • 駐車場:専用駐車場あり(約100台、無料)

Googleマップ

[東京都千代田区永田町2丁目10-5]

日枝神社とあわせて巡りたい周辺スポット

おすすめランチ・カフェ:赤坂エリア

日枝神社の周辺、特に赤坂駅や赤坂見附駅の周辺には、老舗の料亭からカジュアルなカフェ、レストランまで数多くの飲食店が集まっています。参拝後のランチや休憩場所に困ることはありません。

立ち寄り観光スポット:赤坂サカス、国会議事堂

赤坂駅直結の「赤坂サカス」や、日本の政治の中心である「国会議事堂」、皇居なども徒歩圏内にあり、参拝とあわせて東京の中心地を観光することができます。

まとめ:日枝神社で仕事運と縁結びのご神徳をいただこう

この記事では、日枝神社(山王日枝神社)のご利益や見どころ、アクセス方法を解説しました。

所在地は千代田区ですが、港区赤坂エリアからすぐの都心のオアシスであり、強力なパワースポットです。「魔が去り、勝る」神猿(まさる)のご利益にあやかり、仕事運や良縁を願う方は、ぜひ一度訪れてみてください。

日枝神社に関するよくある質問(FAQ)

(Q) 港区にある日枝神社は、山王日枝神社のことですか?

(A) はい、一般的に「赤坂の日枝神社」と呼ばれるのは、所在地が千代田区永田町で、港区の赤坂駅や溜池山王駅が最寄りの「日枝神社(山王日枝神社)」を指すことが多いです。

(Q) ご祈祷の受付時間は何時ですか?

(A) 祈祷の受付は午前9時から午後4時までです。

(Q) エスカレーターはありますか?

(A) はい、西参道(外堀通り側)に上り専用のエスカレーターが設置されています。

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