【品川神社】祈願成就と金運アップを解説!アクセス、御朱印、お守り情報まで(東京・品川)

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東京都品川区、京急線「新馬場駅」を降りてすぐの場所に、東京十社の一つに数えられる「品川神社(しながわじんじゃ)」があります。

古くは源頼朝や徳川家康も戦勝祈願に訪れたとされ、現在は祈願成就や金運アップのパワースポットとして多くの参拝者が訪れます。この記事は、品川神社の公式サイトおよび関連情報を基に、その歴史やご利益、御朱印、見どころ、アクセス方法まで、品川神社の魅力と参拝情報を網羅的に解説します。

品川神社とは?まず知りたい基本情報

品川神社は、東京十社の一社であり、旧東海道沿いに鎮座する歴史ある神社です。特に、昇り龍と降り龍が刻まれた「双龍鳥居」や、都内最大級の「富士塚」が有名です。

【項目】【神社情報】
正式名称品川神社(しながわじんじゃ)
所在地〒140-0001 東京都品川区北品川3-7-15
御祭神天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
宇賀之売命(うがのめのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
主なご利益祈願成就、海上安全、金運・商売繁盛、厄除け、病気平癒
創建文治3年(1187年)
参拝時間境内自由(24時間)
授与所時間9:00~17:00
公式サイトhttp://www.shinagawajinja.tokyo/

品川神社の御祭神とご利益

品川神社には三柱の神様が祀られており、それぞれ異なるご利益を授けてくださいます。

主祭神:天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)

航海・海上交通の安全、祈願成就の神様です。源頼朝が安房国(現在の千葉県)から海上交通の安全と祈願成就を願って勧請した、品川神社の中心となる神様です。

宇賀之売命(うがのめのみこと)

「お稲荷様」として知られ、農業、商業、産業繁栄、食物の神様です。金運や商売繁盛のご利益をいただけます。

素盞嗚尊(すさのおのみこと)

風水害除け、厄除け、病気平癒の神様として信仰されています。

主なご利益

品川神社は、これら三柱の神様のご神徳により、「祈願成就」「金運・商売繁盛」「厄除け」のご利益が特に有名です。また、東海七福神の一つとして「大黒天」も祀られており、金運・財運のご利益も篤く信仰されています。

品川神社の歴史と由緒

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品川神社の創建は古く、文治3年(1187年)にさかのぼります。 源頼朝が、海上交通の安全と祈願成就を願い、安房国の洲崎明神(現在の洲崎神社)から天比理乃咩命をこの地に勧請したのが始まりとされています。

戦国時代には、関ヶ原の戦いへ出陣する徳川家康が当社に立ち寄り、戦勝を祈願しました。見事勝利を収めた家康は、その後「天下一嘗の面」などを奉納し、徳川家の厚い庇護を受けました。

明治元年(1868年)には、明治天皇が東京(江戸)へ入る際、当社を「准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)」と定め、自ら参拝し大元帥旗を授けました。これにより、品川神社は東京の鎮護と国家の安泰を祈る重要な神社の一つとして位置づけられています。

品川神社の境内の見どころ

品川神社は小高い丘の上にあり、境内には見どころが豊富です。

双龍鳥居(そうりゅうとりい)

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まず参拝者を出迎えるのが、階段の入り口に立つ石造りの鳥居です。よく見ると、左の柱には「昇り龍」、右の柱には「降り龍」が巻き付くように彫刻されています。これは「双龍鳥居」と呼ばれ、東京に三つしかない珍しい鳥居の一つです(他は高円寺の宿鳳山高円寺、馬橋の馬橋稲荷神社)。

富士塚(品川富士)

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境内には、富士山信仰に基づき築かれた「富士塚」があります。これは「品川富士」と呼ばれ、都内でも最大級の規模を誇ります。実際に登山道が整備されており、頂上には浅間神社が祀られています。登頂すれば、富士山に登ったのと同じご利益があるとされています。(※普段は安全のため登拝口は閉鎖されており、元旦や例大祭時などに登拝が可能です)

一粒萬倍の泉(阿那稲荷神社内)

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境内社である「阿那稲荷神社」の境内には、「一粒萬倍(いちりゅうまんばい)の泉」と呼ばれる霊泉があります。ここで印鑑やお金(硬貨・紙幣)を洗うと、金運が何倍にもなると言われており、強力な金運パワースポットとして人気です。

板垣退助の墓

境内の一角には、自由民権運動で知られる板垣退助とその家族の墓所があります。都心の神社に歴史上の重要人物の墓所があるのは珍しく、歴史ファンも訪れるスポットです。

品川神社の摂社・末社

境内には、本殿以外にも参拝したいお社が多数あります。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)

境内の下社として鎮座するお稲荷様です。「一粒萬倍の泉」があることから、特に金運・商売繁盛のご利益を求めて多くの人が参拝します。上社と下社があり、ぜひ両方お参りください。

浅間神社(せんげんじんじゃ)

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前述の「富士塚」の山頂に祀られている神社です。

御嶽神社(みたけじんじゃ)

品川富士のふもと、阿那稲荷神社の隣にあります。通常の狛犬ではなく、「お犬様」と呼ばれる狼が神社を守っているのが特徴です。

品川神社の御朱印とお守り

御朱印の種類と受付時間

品川神社では、複数の御朱印をいただけます。

  • 品川神社の御朱印: 双龍鳥居の印が押された、神社の御朱印です。
  • 阿那稲荷神社の御朱印: 摂社である阿那稲荷神社の御朱印です。
  • 東海七福神(大黒天)の御朱印: 正月期間(1月1日~7日頃)には、東海七福神めぐりの大黒天の御朱印も授与されます。

受付は、社務所の授与所にて午前9時から午後5時までです。

おすすめのお守り

品川神社には、特徴的なお守りがいくつかあります。

  • つ(通)なる守: 「願いが通る」「開運」のご利益があるとされるお守りです。
  • かえる守: 「無事かえる(交通安全)」「お金がかえる(金運)」など、”かえる”にちなんだご利益のある可愛らしいカエルのお守りです。
  • 一粒萬倍守: 一粒萬倍の泉にちなんだ、金運アップのお守りです。

品川神社へのアクセス・駐車場情報

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電車でのアクセス

  • 京急線「新馬場(しんばんば)駅」北口より 徒歩約1分
    • 駅の目の前が神社の入り口(双龍鳥居)です。
  • JR線「品川駅」高輪口より 徒歩約15分

車でのアクセス・駐車場

  • 参拝者用駐車場: 神社境内に数台分の駐車スペースがあります。
  • 満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。第一京浜(国道15号)沿いや新馬場駅周辺にいくつかあります。

Googleマップ

[東京都品川区北品川3-7-15]

品川神社とあわせて巡りたい周辺スポット

品川神社を参拝した後は、周辺エリアの散策もおすすめです。

おすすめランチ・カフェ(品川宿)

品川神社が面している旧東海道沿いは「品川宿」と呼ばれ、江戸時代の宿場町の面影が残るエリアです。古民家をリノベーションしたカフェや、昔ながらの飲食店が点在しており、ランチや休憩に最適です。

立ち寄り観光スポット(天王洲アイル)

新馬場駅から少し足を延ばすと、運河沿いのおしゃれなエリア「天王洲アイル」があります。アートギャラリーや水辺のレストラン、ボードウォーク(遊歩道)などがあり、品川神社とは違ったモダンな東京の雰囲気を楽しめます。

まとめ:品川神社で祈願成就と金運のご神徳をいただこう

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品川神社は、東京十社の一つとして格式高く、源頼朝や徳川家康にもゆかりのある歴史的な神社です。 祈願成就の「天比理乃咩命」、金運の「宇賀之売命(お稲荷様)」、厄除けの「素盞嗚尊」と、強力なご利益をいただけるだけでなく、「双龍鳥居」や「富士塚」、「一粒萬倍の泉」など、見どころも満載です。

京急線「新馬場駅」から徒歩1分とアクセスも抜群です。ぜひ品川神社を訪れ、その力強いご神徳を感じてみてください。

品川神社に関するよくある質問(FAQ)

(Q) ご祈祷は予約が必要ですか? (A) はい、ご祈祷(お祓いや祝詞奏上)は事前の予約が推奨されています。公式サイトの予約フォームまたは電話で問い合わせてみてください。

(Q) 駐車場はありますか? (A) はい、参拝者用の駐車場が境内に数台分用意されています。ただし台数が限られているため、満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

(Q) ペットと一緒にお参りできますか? (A) 境内(屋外)はペットを連れての参拝も可能ですが、必ずリードをつけ、マナーを守ってください。拝殿など建物の中に入ることはできません。

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