【赤坂氷川神社】縁結びと厄除けのご利益を解説!アクセス、御朱印、お守り情報まで(東京都港区)

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東京の中心地、赤坂にありながら、一歩足を踏み入れると静謐な空気に包まれる「赤坂氷川神社」。1000年以上の歴史を持ち、江戸時代に徳川吉宗公によって造営された貴重な社殿が今も残る、由緒ある神社です。この記事は、赤坂氷川神社の公式サイトおよび関連情報を基に、その深い歴史、縁結びや厄除けといったご利益、境内の見どころ、さらには御朱印やお守り、アクセス情報まで、参拝希望者のために魅力と参拝情報を網羅的に解説します。

赤坂氷川神社とは?まず知りたい基本情報

赤坂氷川神社は、東京十社の一つにも数えられる格式高い神社です。ビジネス街や繁華街に近い立地ながら、境内には樹齢400年を超える大銀杏をはじめとする豊かな緑が残り、都会のオアシスとして多くの人々に親しまれています。

【項目】【神社情報】
正式名称赤坂氷川神社(あかさかひかわじんじゃ)
所在地東京都港区赤坂6-10-12
御祭神素盞嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむぢのみこと)
主なご利益縁結び、厄除、家内安全、商売繁盛
創建天暦5年(951年)
参拝時間開門 6:00 / 閉門 17:30
授与所時間社務所受付 9:00~17:00
公式サイトhttps://www.akasakahikawa.or.jp/

赤坂氷川神社の御祭神とご利益

赤坂氷川神社のご利益の源泉は、その御祭神にあります。

主祭神:素盞嗚尊・奇稲田姫命・大己貴命

赤坂氷川神社には、三柱の神様がお祀りされています。 主祭神である素盞嗚尊(すさのおのみこと)と、そのお妃である奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)は、日本神話においてヤマタノオロチ退治の末に結ばれたご夫婦の神様です。

さらに、お二人の子孫であり、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」としても知られる大己貴命(おおなむぢのみこと)も共にお祀りされています。

主なご利益

・縁結び ご夫婦の神様と、出雲大社のご祭神でもある縁結びの神様・大己貴命の三柱が揃ってお祀りされていることから、都内でも屈指の「縁結び」のパワースポットとして篤い信仰を集めています。男女の縁だけでなく、友人、家族、仕事など、あらゆる良縁にご利益があるとされています。

・厄除・災難除 素盞嗚尊がヤマタノオロチを退治した勇猛な神様であることから、「厄除」「災難除」のご利益も非常に強いとされています。

・家内安全・商売繁盛 大己貴命は国造りの神様でもあるため、「商売繁盛」のご利益も期待できます。また、ご夫婦の神様がお祀りされていることから「家内安全」の祈願にも適しています。

赤坂氷川神社の歴史と由緒

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赤坂氷川神社の創建は古く、平安時代の天暦5年(951年)にまで遡ります。武州豊島郡一ツ木村(現在の赤坂)に祀られたのが始まりと伝えられています。

江戸時代に入ると、幕府の信仰を集め、現在の地に遷座しました。現在の荘厳な社殿は、江戸幕府八代将軍・徳川吉宗公の命により、享保15年(1730年)に造営されたものです。奇跡的に関東大震災や東京大空襲などの戦災・震災を免れ、建立当時の姿を今に伝えています。この貴重な社殿は、東京都の有形文化財にも指定されています。

赤坂氷川神社の境内の見どころ

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緑豊かな境内には、歴史を感じさせる見どころが数多く点在しています。

御社殿(東京都指定有形文化財)

最大の見どころは、やはり徳川吉宗公造営の御社殿です。建立当時(1730年)の姿を残す貴重な建築物であり、質実剛健な中にも将軍家ゆかりの重厚な意匠が施されています。

御神木「大銀杏」

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境内に入ってすぐ目を引くのが、樹齢400年を超えるといわれる御神木の「大銀杏」です。この大銀杏も戦災を生き延びた生命力の象徴であり、多くの参拝者にパワーを与えています。

四合稲荷(しあわせいなり)

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境内にある末社で、もともと近隣にあった4つの稲荷社を合祀したものです。この「四社を合祀」したことと、幸福の「しあわせ」をかけ、幕末の志士・勝海舟によって「四合(しあわせ)稲荷」と名付けられました。縁起の良い名前から、多くの方がお参りされます。

包丁塚

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境内には「包丁塚」があります。これは、古くから料亭や割烹が立ち並ぶ赤坂の地ならではのもので、使い古された包丁に感謝を込めて納められています。

赤坂氷川神社の摂社・末社

赤坂氷川神社には、上記で紹介した「四合稲荷」のほかにも、複数の末社が鎮座しています。

  • 西行稲荷(さいぎょういなり): 火伏(ひぶせ)の稲荷として信仰されています。
  • 九神社(くじんしゃ): かつて境内の各所に鎮座していた9つの神社(天祖神社、春日神社、鹿島神社など)を合祀したお社です。
  • 桶新稲荷(おけしんいなり): 諸産業の守護神として信仰されています。

赤坂氷川神社の御朱印とお守り

参拝の証として、御朱印やお守りもぜひ受けたいところです。

御朱印の種類と受付時間

御朱印は、社務所にて受けることができます。

  • 通常の御朱印: 本社「赤坂氷川神社」と末社「四合稲荷」の2種類があります(初穂料 各300円、直書き)。
  • 季節の御朱印: 季節ごとにデザインが変わる書き置きの御朱印です(初穂料 500円)。
  • 月参り御朱印「かさね」: 月替わりの特別な書き置き御朱印です(初穂料 500円)。

【受付時間】 9:00~17:00

おすすめのお守り

赤坂氷川神社は、特に縁結びのお守りが豊富です。

  • 縁結び御守: 赤坂氷川神社を代表するお守りの一つです。
  • よりそひ守: 新郎の紋付袴と新婦の白無垢をかたどった愛らしいお守りで、夫婦円満や結婚を控えた方への贈り物としても人気です。
  • 仕事縁守: ビジネス街・赤坂ならではの、仕事や業績との良縁を結ぶお守りです。
  • 縁授守(えんじゅまもり): 縁起の良い「槐(えんじゅ)」の木の玉が入ったお守りです。

赤坂氷川神社へのアクセス・駐車場情報

赤坂氷川神社は、複数の駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。

電車でのアクセス

  • 東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩約8分
  • 東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」より徒歩約8分
  • 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」より徒歩約8分
  • 東京メトロ銀座線「溜池山王駅」より徒歩約8分

車でのアクセス・駐車場

境内に参拝者用の無料駐車場があります。

  • 台数: 9台
  • 注意: 境内の石畳の関係で、マイクロバス以上の大きさの車は進入できません。満車の場合も多いため、近隣のコインパーキングを利用するか、公共交通機関の利用が推奨されます。

Googleマップ

[東京都港区赤坂6-10-12]

赤坂氷川神社とあわせて巡りたい周辺スポット

おすすめランチ・カフェ

  • 虎屋菓寮 赤坂店: 赤坂氷川神社からも近い老舗和菓子店「とらや」の喫茶室。美しい庭を眺めながら、上質な和菓子や季節の甘味を楽しめます。
  • 赤坂宮川本店: 参拝後に本格的なうなぎを味わえる老舗。
  • Wakiya一笑美茶樓(ワキヤいちえみちゃろう): 有名シェフが手掛ける、洗練された空間で味わうモダンチャイニーズ。

立ち寄り観光スポット

  • 東京ミッドタウン: ショッピングやグルメ、美術館(サントリー美術館)などが集まる複合施設。
  • 赤坂サカス(赤坂Bizタワー): TBS放送センターを中心に、レストランやショップが充実しています。
  • 日枝神社: 赤坂氷川神社と同じく東京十社の一つ。あわせて参拝するのもおすすめです。

まとめ:赤坂氷川神社で縁結びと厄除けのご神徳をいただこう

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赤坂氷川神社は、徳川吉宗公が造営した江戸時代の貴重な社殿が残る、歴史と格式ある神社です。都心にありながら豊かな緑に囲まれ、縁結びや厄除けの強力なご利益を求めて多くの人が訪れます。ぜひ、穏やかな境内で心を整え、三柱の神様からのご神徳をいただいてみてはいかがでしょうか。

赤坂氷川神社に関するよくある質問(FAQ)

(Q) ご祈祷は予約が必要ですか? (A) はい、赤坂氷川神社のご祈祷は、個人・法人ともに「予約制」となっています。公式サイトの予約フォームから事前に予約が必要です。

(Q) 駐車場はありますか? (A) はい、境内に参拝者用の無料駐車場が9台分あります。ただし、台数が限られており、満車の場合も多いです。また、マイクロバス以上の大きさの車は進入できません。

(Q) 「縁結び参り」とは何ですか? (A) 毎月、良縁を願って行われる特別な祈願行事(神事)です。こちらは「完全予約制」となっており、非常に人気が高いため、予約受付開始日(毎月1日午前9時)にすぐに満席になることが多いです。詳細は公式サイトをご確認ください。

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