【明治神宮】縁結びと都心の杜を解説!アクセス、御朱印、お守り情報まで(東京都渋谷区)

東京都渋谷区、JR原宿駅のすぐ隣に、まるで都会のオアシスのように広がる豊かな杜。そこに鎮座するのが「明治神宮(めいじじんぐう)」です。 この記事は、明治神宮の公式サイトおよび関連情報を基に、明治神宮の魅力と参拝情報を網羅的に解説するものです。御祭神やご利益、パワースポットとして知られる見どころ、御朱印やお守りの情報、そしてアクセス方法まで、参拝前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。

明治神宮とは?まず知りたい基本情報

【項目】【神社情報】
正式名称明治神宮(めいじじんぐう)
所在地〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
御祭神明治天皇(めいじすめらみこと)
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
主なご利益縁結び、夫婦円満、家内安全、国家安泰、世界平和
創建大正9年(1920年)11月1日
参拝時間月により異なる(日の出から日の入りまで)
(例:11月 6:10~16:10、12月 6:40~16:00)
※詳細は公式サイトをご確認ください。
授与所時間9:00~閉門時間まで(神楽殿前授与所)
公式サイトhttps://www.meijijingu.or.jp/

明治神宮の御祭神とご利益

主祭神:明治天皇と昭憲皇太后

明治神宮の御祭神は、明治天皇と昭憲皇太后の御二柱です。近代日本の礎を築かれた明治天皇と、その傍らで天皇を支え、女子教育や社会福祉にも尽力された昭憲皇太后をお祀りしています。

主なご利益

明治天皇と昭憲皇太后は、大変仲睦まじいご夫婦であられたことから、明治神宮は「縁結び」「夫婦円満」「家内安全」のご利益が篤いとされています。 また、皇室の弥栄や国の安泰を願う「国家安泰」や「世界平和」も、明治神宮の大きなご神徳です。

明治神宮の歴史と由緒

明治45年(1912年)に明治天皇が、大正3年(1914年)に昭憲皇太后が崩御されました。国民からは、御二柱の御神霊を東京にお祀りし、その御聖徳を永く後世に伝えたいという声が高まりました。 その結果、御二柱とゆかりの深い代々木の地に神社を創建することが決定され、大正9年(1920年)11月1日に「明治神宮」が鎮座しました。 現在、約70万平方メートルに及ぶ広大な「内苑」の杜は、創建時に全国から献木された約10万本もの木々を植樹した人工林であり、100年の時を経て豊かな自然の森となっています。

明治神宮の境内の見どころ

広大な境内には、多くのパワースポットや見どころが点在しています。

大鳥居(おおとりい)

南参道と北参道の合流地点に立つ「大鳥居」は、高さ12メートル、幅17.1メートルを誇る、木造の明神鳥居としては日本一の大きさです。その迫力と荘厳な佇まいは、参拝者を神聖な空間へと誘います。

夫婦楠(めおとくす)

本殿(御社殿)の手前、向かって左側に立つ2本の大きなクスノキは「夫婦楠」と呼ばれています。寄り添うように立つ姿から、縁結びや夫婦円満、家内安全の象徴とされており、この楠の間から本殿を拝むとご利益があると言われる人気のパワースポットです。

清正井(きよまさのいど)

御苑内(別途、御苑維持協力金500円が必要)にある「清正井」は、都内有数のパワースポットとして有名です。江戸時代の武将・加藤清正が掘ったと伝えられる井戸で、清らかな水が絶え間なく湧き出ています。

献納された酒樽とワイン樽

南参道を進むと、右手には全国の酒造メーカーから奉納された日本酒の酒樽が、左手にはフランス・ブルゴーニュの生産者から献納されたワイン樽が並びます。これは、西洋文化も積極的に取り入れた明治天皇にちなんだもので、圧巻の光景です。

明治神宮の御朱印とお守り

御朱印の種類と受付時間

御朱印は、本殿(御社殿)の手前にある「神楽殿(かぐらでん)」前の御朱印所(長殿)で拝受できます。

  • 受付時間: 午前9時から閉門時間まで
  • 初穂料: 500円

御朱印は、シンプルながらも力強い「明治神宮」の墨書きと御神紋(菊と桐)が押されています。

おすすめのお守り

神楽殿前のお守り授与所では、様々なお守りを授与しています。 縁結び・夫婦円満の「相和守(そうわまもり)」や、心身の健康を願う「心身健全守」、開運招福の「開運守」など、御祭神のご神徳にちなんだお守りが人気です。

明治神宮へのアクセス・駐車場情報

都心にありながら広大な杜に囲まれているため、アクセスは公共交通機関の利用が最も便利です。

電車でのアクセス

  • JR山手線「原宿駅」西口より徒歩すぐ(南参道入口)
  • 東京メトロ 千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」 2番出口より徒歩すぐ(南参道入口)
  • JR山手線・中央線・総武線「代々木駅」西口より徒歩約5分(北参道入口)
  • 都営大江戸線「代々木駅」 A1出口より徒歩約5分(北参道入口)
  • 小田急線「参宮橋駅」より徒歩約3分(西参道入口)

車でのアクセス・駐車場

明治神宮(内苑)には、参拝者専用の一般駐車場はありません。車で訪れる場合は、首都高速4号新宿線の代々木ICが最寄りとなりますが、近隣のコインパーキングなどを利用する必要があります。 正月や特別な行事の際は交通規制が敷かれることも多いため、公共交通機関でのアクセスを強く推奨します。

Googleマップ

[東京都渋谷区代々木神園町1-1]

明治神宮とあわせて巡りたい周辺スポット

おすすめランチ・カフェ

参拝後の休憩には、境内にある「フォレストテラス明治神宮」内の「CAFÉ「杜のテラス」」がおすすめです。豊かな緑を眺めながら、軽食やドリンクを楽しめます。 また、原宿駅や表参道駅の周辺には、おしゃれなカフェや話題のレストラン、テイクアウトグルメが多数あります。

立ち寄り観光スポット

  • 代々木公園: 明治神宮に隣接する都立公園。広大な敷地でのんびり過ごせます。
  • 原宿・竹下通り: 若者文化の発信地。ショッピングや食べ歩きが楽しめます。
  • 表参道: ハイブランドのショップや洗練されたカフェが並ぶ、大人の街並みです。
  • 明治神宮外苑: 少し足を延ばせば、聖徳記念絵画館や有名なイチョウ並木がある外苑エリアも散策できます。

まとめ:明治神宮で縁結びや夫婦円満のご神徳をいただこう

明治神宮は、都会の喧騒を忘れさせてくれる清らかな杜の中で、明治天皇と昭憲皇太后の御聖徳に触れられる特別な場所です。 縁結びや家内安全を願う方はもちろん、心をリフレッシュしたい方も、ぜひ日本一の鳥居をくぐり、清々しい参道を歩いて、そのご神徳をいただきに訪れてみてはいかがでしょうか。

明治神宮に関するよくある質問(FAQ)

(Q)ご祈祷は予約が必要ですか? (A)個人のご祈祷(御祈願)の場合、予約は必要ありません。当日、神楽殿の受付にてお申し込みください。受付時間は午前9時から午後4時20分までです。

(Q)ペットと一緒にお参りできますか? (A)盲導犬・聴導犬・介助犬を除き、ペットを連れての楼門・回廊内(本殿(御社殿)前)への立ち入りはご遠慮いただいています。

(Q)駐車場はありますか? (A)明治神宮(内苑)には、参拝者用の一般駐車場はありません。公共交通機関のご利用をおすすめします。車でお越しの場合は、周辺の有料駐車場をご利用ください。

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