【日比谷神社】「鯖稲荷」と呼ばれる厄除開運のご利益を解説!アクセス、御朱印、お守り情報まで(東京・新橋)

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東京のビジネス街、新橋・汐留エリアの高層ビル群の中に、朱色の鳥居が鮮やかな「日比谷神社(ひびやじんじゃ)」が鎮座しています。古くは「鯖稲荷(さばいなり)」とも呼ばれ、親しまれてきた神社です。

この記事は、日比谷神社の公式サイトおよび関連情報を基に、日比谷神社の歴史や御祭神、厄除開運などのご利益、そして境内の見どころからアクセス方法、御朱印・お守りの情報まで、その魅力を網羅的に解説します。都会のオアシスともいえる日比谷神社へ参拝する前に、ぜひご一読ください。

日比谷神社とは?まず知りたい基本情報

【項目】【神社情報】
正式名称日比谷神社(ひびやじんじゃ)
所在地東京都港区東新橋2-1-1
御祭神豊受大神(とようけのおおかみ)
祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)
主なご利益厄除開運、商売繁盛、家内安全、諸願成就、技芸上達など
創建年代不詳(慶長11年(1606年)に遷座の記録あり)
参拝時間境内自由(※詳細は社務所にご確認ください)
授与所時間10:00〜17:00 (休務日:毎週水曜日)
公式サイトhttps://www.hibiyajinja.net/

日比谷神社の御祭神とご利益

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主祭神:豊受大神(とようけのおおかみ)

日比谷神社の主祭神の一柱は、豊受大神です。 伊勢神宮の外宮(げくう)にお祀りされている神様としても有名で、食物や穀物を司り、農業や産業全般を守護するご神徳があります。このことから、商売繁盛や事業繁栄のご利益をいただけます。

主祭神:祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)

もう一柱の主祭神は、祓戸四柱大神です。これは以下の四柱の神様の総称です。

  • 瀬織津比賣大神(せおりつひめのおおかみ)
  • 速開都比賣大神(はやあきつひめのおおかみ)
  • 気吹戸主大神(いぶきどぬしのおおかみ)
  • 速佐須良比賣大神(はやさすらひめのおおかみ)

これら四柱の神様は、人々が知らず知らずのうちに犯した罪や穢れ(けがれ)を祓い清めてくださる神様です。このため、日比谷神社は「厄除開運」のご利益が非常に強いことで知られています。

「鯖稲荷」と呼ばれる由縁

日比谷神社は「鯖稲荷(さばいなり)」という別名で広く知られています。 これには二つの説があり、一つは元々「旅泊(さば)稲荷明神」と呼ばれていたこと。もう一つは、江戸時代に虫歯に苦しむ人々が、好物の「サバ」を断って当社に祈願したところ、たちまち歯の痛みが治まったとされます。そして、願いが成就した人々が御礼としてサバを奉納したという習わしから、「鯖稲荷」と呼ばれるようになったと伝えられています。

日比谷神社の歴史と由緒

日比谷神社の創建年代は不詳ですが、その歴史は古く、元は現在の日比谷公園内にある大塚山という場所に鎮座していました。

慶長11年(1606年)、徳川家康による江戸城の拡張(日比谷御門の造営)に伴い、氏子たちと共に芝口(現在の新橋)へと遷座しました。この時、移転先の町名も旧地にちなんで「日比谷町」と呼ばれていました。

その後も、関東大震災後の区画整理(1928年)や、近年の環状二号線(新虎通り)の建設(2009年)により遷座を重ね、現在の東新橋(汐留)の地に鎮座しています。

日比谷神社の境内の見どころ

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高層ビルと朱色の鳥居のコントラスト

日比谷神社の最大の魅力の一つは、そのロケーションです。汐留の超高層ビル群を背景に、鮮やかな朱色の鳥居がそびえ立つ姿は、まさに「東京」を象徴する風景と言えます。近代的な都市景観と伝統的な神社建築が融合した、フォトジェニックなスポットです。

近代的で美しい社殿

現在の社殿は2009年に遷座した際に新しく建てられたもので、非常に近代的で洗練されたデザインが特徴です。周囲のビル群とも調和した都会的な佇まいながら、神聖な空気が流れています。

境内稲荷社

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境内左手には、小さなお稲荷様が祀られています。新しい社殿とは対照的に、どこか懐かしさを感じさせる空間です。こちらにもぜひ手を合わせてみてください。

日比谷神社の御朱印とお守り

御朱印の種類と受付時間

日比谷神社では、御朱印を拝受することができます。 特徴的なのは、「鯖稲荷」の由緒にちなみ、鯖(さば)のイラストが入った御朱印がいただけることです(※書き置きでの対応となる場合があります)。

  • 受付時間: 10:00〜17:00 (毎週水曜日は休務日)

おすすめのお守り

日比谷神社には、厄除開運や商売繁盛をはじめとする様々なお守りがあります。 中でも、社名を冠した「奇跡の御守」は、諸願成就のご利益をいただけるとされています。参拝の記念にぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

日比谷神社へのアクセス・駐車場情報

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電車でのアクセス

複数の駅からアクセス可能で、非常に便利な立地にあります。

  • JR山手線・京浜東北線・東海道線「新橋駅」 烏森口より徒歩約5分
  • 都営浅草線・大江戸線「大門駅」 A2出口より徒歩約7分
  • 都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」 より徒歩約5分

車でのアクセス・駐車場

日比谷神社には専用の参拝者駐車場はありません。 お車でご来社の場合は、周辺のコインパーキングをご利用ください。「タイムズ東新橋第3」や「タイムズ汐留メディアタワー」などが近隣にあります。

Googleマップ

[東京都港区東新橋2-1-1]

日比谷神社とあわせて巡りたい周辺スポット

日比谷神社参拝後は、新橋・汐留エリアの散策もおすすめです。

おすすめランチ・カフェ

  • 新橋駅周辺: 「サラリーマンの聖地」と呼ばれる新橋には、老舗の洋食店からB級グルメ、立ち飲み屋まで、無数の飲食店が軒を連ねます。
  • 汐留シオサイト(カレッタ汐留など): 近代的なビル群のレストランフロアには、景色を楽しみながら食事ができるカフェやレストランが充実しています。

立ち寄り観光スポット

  • 浜離宮恩賜庭園: 潮入りの池と二つの鴨場をもつ、江戸時代からの代表的な大名庭園。都会のオアシスで、四季折々の自然を楽しめます。
  • 旧新橋停車場 鉄道歴史展示室: 日本の鉄道発祥の地である旧新橋停車場の駅舎を再現した施設。鉄道の歴史に触れることができます。
  • 日比谷公園: 日比谷神社が元々鎮座していた場所。日本初の近代的洋風公園であり、ビジネス街の憩いの場となっています。

まとめ:日比谷神社で厄除開運のご神徳をいただこう

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東京・新橋のビル群に佇む日比谷神社は、強力な厄除開運のご利益と、「鯖稲荷」というユニークな歴史を持つ神社です。 アクセスも非常に便利なため、新橋や汐留方面にお越しの際は、ぜひ足を運び、都会の喧騒の中で静かな祈りのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

日比谷神社に関するよくある質問(FAQ)

(Q) ご祈祷は予約が必要ですか? (A) 公式サイトによると、団体参拝は予約が必要ですが、個人の方も電話での予約が推奨されています。社務所(10:00〜17:00、水曜休務)へ事前にお問い合わせいただくとスムーズです。

(Q) 駐車場はありますか? (A) 専用の駐車場はありません。お車の場合は、周辺のコインパーキングをご利用ください。

(Q) 「鯖稲荷」と呼ばれるのはなぜですか? (A) 元々「旅泊(さば)稲荷」と呼ばれていた説と、古く虫歯に苦しむ人がサバを断って祈願し、治るとサバを奉納したという習わしから「鯖(さば)稲荷」と呼ばれるようになったと伝えられています。

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